先週、事務所OBのSさんに今後、会計事務所で役に立つDXの話をしてもらう貴重な機会を設けてもらいました。
この日は私の知らない世界と彼の凄さに驚くばかり。
まさにDXシャワーを思う存分浴びている感覚でした!!
その中でも私が印象に残ったことをいくつか紹介します。
①ナレッジをためること
最近流行りの生成AI。もちろん業務の効率化にも役立つし、可能性は大きい。
ただし、生成AIといっても、今後事務所の知見を活かすのであれば、まずはナレッジの共有。
ナレッジは事務所が精査したデータや知識であること。
アウトプットは必ず知見のある人が確認していくこと。
こうしてジャスティスの人と生成AIで蓄積したものが、未来のジャスティスの財産になります。
また同時に、大事なデータの情報流出の対策も必要になります。
②生成AIを使ったアプリ作成
こちらの要望やイメージを伝え、目の前で生成AIがアプリを作成してくれました。 視覚的にも分かりやすく、操作性もよさそうなアプリが、2~3分で完成!!かなりの衝撃です!!
③その他
Excelのパワークエリ、使い捨てマクロなどなど、、、
日常業務や、ちょっとした作業の効率化を解決しれくれそうなツールのヒントを紹介してもらいました。活かせるかどうかは自分の頭の柔らかくすることにかかってきそうです。
この日は私の知識不足を痛感すると同時に、今後の事務所の方向性、可能性が見えただけでも大きな収穫がありました。
柔軟な発想でいかにツールを利用していくか、生成AIを利用していくか、プロセスを作っていくか。
まだまだ勉強が必要ですね。
お金を払っても聞けない話をこれからのジャスティスのために惜しげもなく紹介してくれたSさん。本当に感謝です!!
事務所中央の大型モニターと各スポットのHomePod miniのスピーカーが、毎日心地よい音楽を流してくれています♪
先日、あるクライアント様より「銀行から事業承継の提案を受けたのですが、スキームの内容についてどう思いますか?」というご相談を受けました。
提示されたスキームは、一見して魅力的に映るものでしたが、内容を精査するといくつかリスクが見えてきました。私たちは、その提案のリスクポイントを丁寧に分析し、単なる否定ではなく代替案を提示し、クライアント様の利益を最大化する形での着地に向け、慎重かつ丁寧に調整を進めています。
目先の好条件に流されず、長期的に見てクライアント様にとって本当にプラスになるかどうかという視点で、「ちょっと待った」をかけるのも、私たち税理士の大切な役割です。
事業承継は一度きりの重要な意思決定です。判断に迷われた際は、ぜひ私たちにご相談ください。最適な道筋を一緒に考えます。
税務会計の情報誌は欠かさずチェックするTさん。写真では表紙が見えませんが、最新版の「速報税理」を熟読中です。日々のこうした積み重ねが、瞬時の判断力や提案力の土台になります。
4月は、お客様へ訪問する機会が増えます。
確定申告のご報告がメインとなるのですが、
合わせて今年のふるさと納税概算額をお伝えする等、ここからすでに来年申告分の準備が始まっています。
加えて決算が近い法人は、当期の利益予測から、納税額はだいだいどのくらいになるのかなどをお伝えしています。
そこで活躍するのが税務手帳!
毎年、新しいものが配布されます。
手帳の構成は前半分がスケジュール帳、後半分が税務関連にわかれています。
とっさに知りたい税率や、固定資産の耐用年数表、年齢早見表などが記載されおり、出先ではとても便利です。
ただ、スケジュール帳に関しては、サイボウズというWEB上で確認できるツールで業務に関する事は完結してしまいます。
前年は紙の手帳は有効活用できずに、もったいない思いをしていたので、どうにか活用できないものか考えていました。
ベタに業務日記を書いてみようとも思いましたが、落とした時に恥ずかしい思いをする気がしたのでやめにしました。
そこで、思いついたのが、勉強会の記録や、日々の業務で気になったこと(後で調べるリスト)、新たに学んだことなどを書き留める、というものでした。
4月から始めています。
情報はクラウド化され、もの所有しない時代にはなってきていますが、
紙にペンで書く事で、理解したつもりになっていたことがうまく言葉で表現できず、実は解っていなかったのだと気づかされたり、
見たい時にすぐ見れる、見たいものが見つかる等、紙ならではの良さもあります。
後で見返したときに、成長を感じられる手帳になるといいなと思います。
最近のブログにもありますが、私の課に新人さんが配属になりました。
私の課には既に昨年の10月から入社した人もいて賑やかになっています。
今日はその入社半年くらいの方の初訪問でした。
初めてのお客様との打ち合わせのため、
事前にミーティングをし、話す内容の確認をしました。
実際にお客様に説明するように話してもらい
修正などをしました。
普段はすらすらと話せていても、いざ説明となるとなかなか難しいものです。
どう話したら伝わるか、専門用語はあまり使わないようにする
お客様の様子を確認しながらテンポを合わせる
などいろいろと注意することはあります。
訪問前のミーティングをした後も1人でぶつぶつと唱え、
説明の練習をしたそうです。
私も入社した時の初訪問はとても緊張したことを今でも覚えています。
何度も話す練習をし、想定される質問には答えられるように備えていました。
ですがなかなかうまくいかず、改善の繰り返しでした。
少しづつ慣れてきて、スムーズに説明ができるようになるのを楽しみにしています。
事務所ではミーティングが多く、今日も夕方から行っていました。
その時の写真になります。
この会議室はスタンディングで話せるのでお気に入りです。
連日のブログでも触れてきましたが、確定申告が終わり、
日常が戻ってきました。
私たちJASTISでは、その日常の一環として毎週1回、
社内勉強会を開催しています。
先日「リース税制」という会計上の複雑な処理について、
スタッフ向けに分かりやすい勉強会を開いてほしいと依頼しました。
担当者はとても分かりやすく、流れるように解説してくれました。
その内容から察するに、彼はこの勉強会のために
かなりの準備と勉強を重ねたのではないかと思います。
その努力の凄さに触れ、私自身も「負けていられない」と
大いに刺激を受けました。
私たちは税務の専門家として、絶えず学び続けることが求められます。
税理士法第1条には次のように記されています。
(税理士の使命)
第一条 税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。
学ぶことをやめるというのは、この職業を放棄することに等しいと言えます。
しかし、日々の業務に追われるうちに学びを後回しにしてしまうことも
少なくありません。
JASTISの指針にもありますように
「日々研鑽を怠りません」という姿勢を常に忘れず、
税務の専門家としての使命を全うしようという
気持ちを新たにした1日でした。
仲間からの質問にも熱心に答えてくれる彼です。