本日の朝、事務所全体でChatGPTを今後活用していくという方針が発表されました。
この発表がある前から私はすでに上司に勧められて、先に業務にChatGPTを取り入れていました。
業務で定型文ではなく自分で文章を作成する際に、内容がまとまりきっていない場合でも、分かりやすく丁寧な文に整えてくれます。
これまでは、お客様に分かりやすく伝えるために、自分で文章の構成を工夫して作成していましたが、ChatGPTを活用することで、伝えたい内容を大まかに入力するだけで、文章をある程度整えてくれるようになり、業務の効率が上がりました。
これまでは、難しい言い回しを使ってしまい、かえって分かりにくい文章になってしまうことが多く、いつも悩んでいました。
日々の業務を進めるうえで、大きな助けとなっています。
ただし、まだ完全に信頼できるわけではないため、専門的な内容を確認する際には、必ず自分で裏付けを取らなければなりません。
直近でマニュアルを作成する機会がありましたが、ChatGPTが参考になる文章を提案してくれたおかげで、想像以上に作業を進めることができました。
今後の業務においても積極的に活用し、仕事の精度と効率の向上につなげていきたいと考えています。
※今回のブログでも、少しだけ活用しています。
コンサルへ上がるために、2週間に一度、上司とマンツーマンで勉強会をする機会を設けていただいております。
調べた内容や決算の指摘であった内容を資料を作成し、説明の順番を事前に整理して勉強会に挑んでおります。
順番通りに説明しようとして、資料を見つめてしまい相手の目を見て話せなかったり、説明が飛んでしまったりまだまだ、足りない部分が多いです。
事務所の人だから伝わる部分がありますが、お客様の中には専門用語で伝わらないものがあり、それを間に説明するなどお客様の理解度を見るためにも、相手の反応をうかがうことが必要かなと思いました。
勉強会の内容を録音し、文字起こしをすると「えっと」や「まぁ」が多く、詰まることも多々あったため減らさないといけないと思いました。
文字起こしした内容をChatGPTに評価してもらうと
✨ 総合評価 項目 評価 コメント 内容の実用性 ★★★★★ 実務的で非常に有益 説明の明瞭さ ★★☆☆☆ 構成の整理が必要 根拠の明示 ★★★★★ 通達・法令に基づいて明確 プレゼン技術 ★★★☆☆ 話し方や言葉の整理に余地あり 補助資料 ★★★★☆ エクセル活用は良いが補足説明があると 更に◎ と評価されており、説明の明瞭さやプレゼン技術がイマイ チという結果になっています。 説明の仕方や話し方にまだ問題があると捉えられます。 説明がちゃんとできなければ、お客様に判断をゆだねる際 に困ってしまうためこの勉強会を通じてレベルアップいた します。
↑ いつも研修時に使用する中央ソファエリア
そこで行われた今朝の研修会の様子。
講師が75インチのモニターに資料を投影して
マイクを持って説明しています。
また、登戸事務所やテレワーク中の人、移動中の人が聴講できるようにzoomで中継しています。
講師担当は
皆が理解できるよう
事前にしっかり準備してくれています。
人前で話すことは緊張もするし大変だと思いますが
回数を重ねて皆説明が上手になっていく姿を見れるのは
とても嬉しいですね。
管理部からも業務効率化のためのツールの説明がありました。
説明後には質疑応答を行うのですが
皆の前でオープンに質疑応答が行われることは
非常に良いと感じます。
理解不足を補えたり
新たな知見を得たり
また、新たな疑問が沸いてきたり。
思い起こせば
21年前に独立した一年目は
自分一人で知識を得ていくしかありませんでした。
今は一緒に働く仲間がいて
社内で様々な知識を得られることは
本当に有り難いと感じます。
より良く変化すべきところは変化し
良い文化は変えずに残し続けていかなければ
と講師の話を聞きながら
決意を新たにしました。
皆がJASTISで働いてくれることに感謝です。
ありがとうございます。
先日、ある担当先とのお打ち合わせの際にあった出来事です。
現在の代表取締役であるお客様とお話している最中に、
前代表取締役であるお母様が部屋に入ってこられました。
お母様がご高齢になってきたこともあり、
数年前に娘様へ代替わりをされていました。
久しぶりにお母様のお顔を拝見し、
お元気そうで何より^^と思ってご挨拶をしたのですが、
私の顔を見るなり
「どなたですか?何をしに来たんですか?」
と尋ねられました。
娘様がその場でご説明くださったのですが、
「税理士なんて知らない!」と、
私のことはすっかり忘れられていました。
後ほどお話を伺ったところ、
娘様のことも「自分の子ども」という認識が
なくなってしまっているとのことでした。
そうです、認知症がかなり進行している状態だったのです。
65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると言われています。
私自身も、先日遠方の祖母に会いに行ったのですが、
何度も何度も同じことを聞かれるようになっており、
まだ私のことは覚えてくれていますが、
認知症はもはや他人事ではないと実感しています。
認知症の方と向き合うことは、介護も含めて、
肉体的にも精神的にも本当に大変だと改めて感じました。
私たち税理士法人は介護のお手伝いこそできませんが、
税務の観点から何かお役に立てないかと、
最近強く思うようになりました。
・遺言作成
・成年後見制度(法定後見・任意後見)
・民事信託
よくご相談いただくのは、主にこの3つです。
(※長文になってしまうため、それぞれの制度の説明はここでは割愛いたします)
どれが適しているかは、そのご家庭の状況によって異なり、
簡単に判断できるものではありません。
それなりに費用も発生しますし、
それぞれにメリット・デメリットもあります。
法定後見制度を除き、
これらの制度は認知症を発症する前に
“対策”として行う必要があります。
認知症は誰にでも起こり得ること。
だからこそ、今から備えることが大切です。
税金の計算とはまた別の分野ですので
私も現在、少しずつ勉強中です。
税務の専門家として、
お客様の認知症による資産管理の不安に寄り添えるよう、
一緒に、一歩ずつ対策を進めていければと思っています。
最近、SNSやブログを見ていると、「AI活用してます!」という声が本当に増えてきたなと感じます。
私も毎日のようにChatGPTを使っていてる人の一人です。
ChatGPTには無料プランのほか、有料の「Plus」や「Pro」もあるんですが、
特にProは月額3万円ほどかかります。最初に見たときは、正直「高っ!」と思ってしまいました。
ツールに月3万円て……と思っていたとき、
「AIってツールなの?それとも“人”として扱うべきなの?」と聞かれました。
最初は「いやいや、どう考えてもツールでしょ」と思ってました。
でもよく考えてみると、AIにもこんな特徴があります
・得意・不得意がある
・ときどき間違える
・意図をちゃんと伝えないと、ズレた答えが返ってくる
・でも、こっちが思ってもみなかった視点をくれることもある
・苦手だなと思われてしまうと、人が寄ってこない
なんか、社内の後輩のように見えてきました(笑)
組織として大切なことは「誰に何を任せるか」。
その判断を誤ると、仕事はうまく回りません。
これは、AIにも全く同じことが言えるなと実感しました。
苦手な仕事をAIに無理にやらせれば、当然効率も精度も下がります。
でも、得意な分野にしっかり指示を出せば、期待以上の成果を出してくれます。
ブログタイトルにはツールか人か?なんて書きましたが、
「AIはツールか人か」ではなく、
「どう使うか、どう任せるか」が重要なんだと感じます。
そこで改めて冒頭の3万円について
これで人を雇えるか?
今の時代、ほぼ無理だと思います。
でも、「AIに3万円は高い」と感じてしまうのは、
3万円分の価値ある業務を作ることができない自分の問題なのだと思いました。
質問の仕方が曖昧だったり、指示がぼんやりしていれば、
当然AIも変な答えを返してきます。
これは人でも同じことで、
自分の質問力の高低がこれからより重要視されるのだと思います。
それにしても、この“人”、実はかなり優秀です(笑)
冷静にスペックだけ見ても、ChatGPT(AI)って本当にすごいです。
・24時間働ける(休憩ゼロ)
・愚痴も言わない
・繰り返し作業や文章要約、校正が得意中の得意
・ちょっと苦手なクリエイティブな仕事も、
正しく指示すればちゃんと形にしてくれる
・成長速度は化け物級
しかも人件費、3万円ポッキリ(しかも残業代なし!)
こんな人材がいたら、経営者なら間違いなく採用したいですよね。
で、実際に大手企業が人件費を削減して、
AIに投資しているわけです。
AIをツールとして使うのももちろんアリです。
ただその場合、効率化はしてくれても本人が仕事を手放すことはできません。
結局、自分が作業者として関わり続けることになります。
でも、人として信頼し、任せ方を工夫すれば、
自分の時間を取り戻すことができます。
そこに行きつくまでにはたくさんの試行錯誤は必要ですし、
今までと違う力が求められます。
だけど成果が出始めると本当に楽になっていきます。
繰り返しになりますが、
・AIにも得意不得意がある
・頼りにできるかどうかは、その人の質問力が大事
・人が得意なこと、AIが得意なことの分業が大事で
全部任せるものじゃない。
AIの成長速度は尋常じゃありません。
それこそ必死になって追いつこうとしないと
あっという間に置いて行かれますね(笑)
事務所でもこれからますますAIと接する機会が増えていきます。
皆さんの業務を分業できるお手伝いを
AIと一緒にさせてもらえたらと思い日々勉強させてもらってます。
もし、「AIに任せたいけど、どう振ったらいいかわからない」
という方がいたら、お声をかけてください。
質問の仕方や接し方の相談に乗ります。
一緒にAIと仲良くなりましょう!